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作品データ タイトル ファミレスのナガイさん タイトル(カナ) ファミレスノナガイサン タイトル(副題) 作者 真島悦也 備考 掲載 連載雑誌 出版社 連載開始 連載終了 備考 まんがライフMOMO 竹書房 2019年1月号 連載 P 単行本 巻数 出版社 発行日 発売日 サイズ 備考 第1巻 バンブーコミックス 竹書房 第1巻 料理 食材 備考
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夕暮れ時、アライさんが一人とぼとぼと河川敷を歩いている。 先日ペットアライちゃんを飼ったことがきっかけでアライさんは住む家を失った。 フレンズ保護団体の一つに助けられ住み家と仕事を斡旋してもらい、何とかパークへの強制送還は免れた。 「なかなか天下取れないのだ、辛いのだ・・・」 それでも人間世界から連れ出されなかったのは幸いだとアライさんは思った。 「パークに居たらアライさんは一生脇役なのだ、Cパート止まりなのだ・・・」 顔をぐっと揚げ夕日を見やる。気持ちが高ぶってきたのか、突然両手を上げて叫ぶ。 「天下取るのだぁぁ!!!」 アライさんはすっきりした表情になりまた歩を進める。 手に下げた買い物袋に目をやる。今日は好物の揚げパンが半額で三つも買えたのだ。 ここから大逆転なのだ!などと考えていると、 「おなか・・すいた・・・りゃ・・・」 どこからか、か細い声がする。アライさんがくんくんと鼻を動かす。 どうやら川沿いの草むらからの様だ。 「この臭いは・・・まさか・・・なのだ?」 声のする方へそっと近づくとそこには首輪を付けたペットアライちゃんがいた。 「やっぱりなのだ、こいつは疫病神なのだ・・・」憎々しげに見下ろす。 見るとペットアライちゃんは疲労と空腹で一歩も動けない様だった。 「うゆ?だりかいるのりゃ?」 ペットアライちゃんはくんくんと臭いを追う。目を上げたところにはアライさんがいた。 「のおおおお!あらいしゃんなのりゃ!おおきいあらいしゃんなのりゃぁ!!」 ぐったりとしていたアライちゃんにみるみる元気が戻る。 「おおきなあらいしゃんはあらいしゃんのおかーしゃなのりゃ?」 吊り上がった目をキラキラと見開きアライさんに期待のこもった視線を送る。 「な、アライさんは子供はいなのだ、そもそもペットアライちゃんはアライさんの子供じゃないのだ」 それを聞いたアライちゃんはしばらくぽかんと口を開けていたが、期待とは真逆の答えにどんどんと悲しみと寂しさがこみ上げてすんすんと泣き出した。 やれやれとアライさんは思った、が保護欲を喚起する姿が可愛いとも思ってしまった。 「お前、お母さんを探しているのかー?どこから来たのだ?」 そう聞かれるとアライちゃんはゆっくりと口を開いた。 「ぐじゅっ、あらいしゃんはおかーしゃにあいたいのりゃ!あらいしゃんはまっちろなおーちでたくしゃんのあらいしゃんとくらしてたのりゃ、おかーしゃにはあったことがないのりゃ・・・」 少しずつ身の上を語り出したアライちゃんにアライさんは釘付けになった。 「で、それからどーしたのだ?」 「ちゅぎは“ぺっとしょっぷ”てとこにいったのりゃ!しょこはあらいしゃんのほかに“いぬ”とか“ねこ”とかいっぱいいたのりゃ」 「知ってるのだ、アライさんもペットショップ、大好きなのだ」 アライさんはペットアライちゃんがらみで失敗したことをすっかり忘れている。 「おおー、ぺっとしょっぷしってるのりゃ?すごいのりゃ!あらいしゃんはしょこでかいぬししゃんにかわりたのりゃ」 「かいぬししゃんはとーってもやしゃしくて、おいちーのいーっぱいくれたのりゃ・・・れも・・・」 「どうしたのだ?」アライちゃんは少し暗い表情になる。 「かいぬししゃんからきいたのりゃ、どこかにあらいしゃんのおかーしゃがいりゅって!おかーしゃはあらいしゃんをうんでくりたとっても、とおぉぉってもやしゃしいあらいしゃんりゃってかいぬししゃんがいってたのりゃ!」 アライさんはペットアライさんのお母さんが何か考えた。 聞いた話ではアライちゃん工場で作られてるはずだ、お母さんは・・・いなかったはず。 「あらいしゃんはきのーおさんぽのときにりーどをはずしてにげたのりゃ!じぇったいおかーしゃにあうのりゃ!!あんよしゅるとこみてもらうのりゃー!」 「やっぱし・・・おおきいあらいしゃんはあらいしゃんのおかーしゃじゃないのあ?」 アライちゃんはやっぱり違うの?といった表情で同じ質問を繰り返した。 それを見たアライさんはまたやってしまった。 「アライさん、ペットアライちゃんのお母さんになってやるのだ!!」 そういうとアライちゃんを抱き上げ小脇にかかえた。 「これからアライさんのおうちで一緒に暮らすのだー!!」 「うれちーのりゃぁ!あらいしゃんのおかーしゃ、みちゅかったのりゃー!!!」 二人は利害が合致し、唐突に家族になった。 その頃、近所の交番にペットアライちゃんの飼い主が姿を見せた。 「すみません、迷子のアライちゃんはいませんか?」 アライさんはペットアライちゃんを部屋に連れ帰るとちゃぶ台に座らせた。 そして買い物袋からごそごそと揚げパンを取り出し一つを自分に、もう一つは半分をお皿にのせアライちゃんに渡した。 「さっ、揚げパン食べるのだ、とぉーってもおいしーのだぁ!」 満面の笑みで揚げパンを口に運ぶ。 アライちゃんもそれにならって、目の前の皿にのせられた揚げパンにかぶりつく。 「んまぁあ!んまいのりゃぁ!おかーしゃ、あまあまあげぱんとぉってもおいちーのりゃ!!おかーしゃしゅきしゅきなのあー!」 「なのだー、揚げパンはアライさんのだいこーぶつなのだ!人間のごはんでいちばんおいしーのだ!おなかいっぱいたべるのだぁー!」 丸一日、何も食べていなかったアライちゃんはあっという間に揚げパンを食べ切った。 「おいちーのりゃ、おなかいーっぱいなのりゃぁ!ごちしょーしゃまなのりゃぁ、おかーしゃ!!」 ペットアライちゃんの喜ぶ姿にアライさんはどんどん自尊心が満たされていく。 何もかも上手くいかない、そう思っていた毎日に光がともった様に感じられた。 アライさんはふとした疑問を口にする。 「お前、逃げて来たって、飼い主はどんな奴なのだ?」 アライちゃんはちょっと申し訳なさげな表情になり口を開く。 「ちょーってもいいひとなのりゃ、まいにちおいちーのいっぱいくれるのりゃ・・・おしゃんぽもいっぱいいったのりゃ!!」 「あんよできたとき、だっこちてよちよししてくえたのや、しゅきしゅきなのりゃ・・・」 話しているうちにアライちゃんはかいぬししゃんのことを思い出し声が小さくなる。 アライさんは複雑な気持ちになった。 「帰りたいのだ?」答えは聞きたくないのに、つい聞いてしまった。 「かいぬししゃんはだーしゅきやけりょ、あらいしゃんはやっとおかーしゃにあえたのりゃ!ずっとここにいたいのりゃ!おかーしゃしゅきしゅきなのりゃぁ!」 「しょれにあらいしゃん、もうよちよちあんよできゆのりゃ!ひとりだちのときなのりゃ!!」 アライちゃんは勝手なことを言い出しているが、“おかーしゃ”に会えたことは本当にうれしく思っている様だった。 アライさんは嬉しくなりアライちゃんを抱き上げるとぺろぺろと舐め始めた。 以前ペットアライちゃんにした様な暴力的なものでなく、優しく、繊細に毛づくろいをした。 「うれちーのりゃぁ、おかーしゃのけじゅくりょい、とぉぉってもきもちーのりゃぁ!」 初めて受ける親の愛情にアライちゃんはとろける様な笑顔を浮かべたまま眠ってしまった。 「寝ちゃったのだ、可愛いのだぁ」アライちゃんを起こさぬ様、そっとつぶやく。 アライちゃんの寝顔にアライさんまでとろける様な笑顔を見せた。 こんなに幸せな気分は前の住み家を追い出されてから、いや、人間世界に来てから初めてだった。 アライさんは愛用の毛布を取り出すと寝息を立てるアライちゃんを一撫でし、寄り添う様に眠りについた。 翌朝も穏やかな目覚めだった。 アライちゃんが起きる前に昨日の揚げパンの残りをアライちゃんのために皿にのせる。 そうだ、おトイレを忘れていたのだ!以前飼った3匹のケージを押し入れから引っ張り出すと新聞紙を敷いた。 これでアライさんが仕事に出た後のおトイレも安心なのだ。アライさんはてきぱきと準備をしている。 そうしているうちにアライちゃんが目を覚ました。 うーんと両手を伸ばし伸びをすると見慣れぬ部屋にきょろきょろと辺りを見回す。 「おはようなのだ、アライちゃん」 しゃがみ込んだアライさんが挨拶すると 「おかーしゃ、おはよーごじゃりましゅ!」と丁寧に挨拶を返した。 どうやら飼い主には礼儀正しく躾けられていた様だ。 「あさおきちぇ、おかーしゃがいて、しゅっごく、しゅぅぅーっごくしわわしなのりゃー!!」 ちゃぶ台にアライちゃんを載せてやるとペタンとお座りし美味しそうに揚げパンを頬張っている。 「あまあまなのりゃー、うまうまなのりゃー、おかーしゃごちしょーさまなのりゃぁ!」 アライさんは嬉しくなった。お仕事も頑張れる気がした。 「アライさんはそろそろお仕事にいくのだ、おひるごはんはきゃべつを置いていくから、お腹がへったら食べるといいのだ」 そういって四分の一にカットしたキャベツを皿にのせ床に置く。 こういったところはものぐさなアライさんの性格が出ている。 「それからおトイレはここ、ケージの中にするのだ!ほかのばしょにはうんちもおしっこもしてはダメなのだ!」 「はいなのりゃー!あらいしゃんにおまかせなのりゃー!」アライちゃんは両手を上げた。 「じゃ、いってくるのだー、いいこにしてるのだー」 そういうとアライさんは部屋に鍵を掛け出勤した。 アライさんの職場はフレンズの支援を行うNPOが運営する工房だ。 人間世界に向いた職業が見つからないフレンズが主に通う場所で、簡単な工作や手芸などの作品を作り運営費に充てているという施設だ。 フレンズが作った作品は物珍しさもあってそれなりに売れている。 そこでアライさんは手先の器用さを生かし木彫りの人形やレリーフを作っている。 最近は出来の良い作品も多く、ものによってはオークションで高値が付くものもある。 今の仕事はアライさんの天職といえた。 「アライちゃんのために素敵なもの作るのだ!お給料いっぱいもらうのだぁ!」 アライさんはやる気満々だ。 その頃アライちゃんは 「しゃみちーのりゃ!たいくつなのりゃ!おかーしゃ・・・はやくかえってくりゅのりゃー!」 寂しさに泣いていた。 まもなく仕事も終わろうという頃、アライさんは用意された木型を彫り皿の形をしたレリーフを作っていた。 今日一番の出来だ。 皿の真ん中にはひまわりが彫られ周りにはアライさんとペットアライちゃんがいる。 デザインはフレンズに一任されており何を題材にするかは自由だ。 「とっても上手に彫れたのだ!アライさんもペットアライちゃんもいるのだ!」 最高の仕事をした自分を褒めてやりたい。アライさんはそう思った。 「そうなのだ!このさいこーけっ作をペットアライちゃんにも見せてやるのだ!」 アライさんは今日一番の皿を他の作品と一緒に提出はせず、こっそりカバンに忍ばせた。 「おつかれさまなのだー!」 定時の鐘と同時にアライさんは職場を跳び出した。 はやく帰ってさいこーけっ作をアライちゃんにも見せてやるのだ!そう思うと走り出さずにはいられなかった。 帰り道、アライさんを呼び止める人物がいた。お巡りさんである。 飼い主からペットアライちゃんの失踪を聞かされパトロールの際に聞き込みを行っていたのだ。 「君、アライさんだね?」 「そうなのだ、なんなのだ?」怪訝そうにアライさんが聞き返す。 「実は二日ほど前にペットアライちゃんが失踪してね、アライさんなら何か知らないかな?臭いがするとか、声がするとか?」 そう尋ねられアライさんはドキリとした。 「し、知らないのだ、アライさんはペットアライちゃん嫌いなのだ!」・・・うちの子以外は・・・。 アライさんがそう言うとお巡りさんは 「気になることがあったら交番に教えてくれないかな?」 アライさんを覗き込む様に言った。 「わ、わかったのだ、見つけたら教えるのだ」アライさんはそそくさと立ち去る。 その姿をお巡りさんは目で追っていた。 「ただいまなのだー」アライさんが勢いよくドアを開けると 「おかいりなしゃいなのりゃー!ちゃびしかったのりゃぁぁ!」 とアライちゃんが飛びついてきた。 「悪かったのだ、いいこにしてたのだー?」 しがみついているアライちゃんを抱きかかえながら部屋を見回す。 用意していたキャベツはあらかた食べられており、ケージには用をたした跡があった。 「ちゃんとおトイレできたのかー、ごはんもぜんぶ食べたのだー!えらいのだぁ、さすがはアライさんのアライちゃんなのだ!」そう言ってアライちゃんの頭を撫でてやると 「おかーしゃにいいこいいこちてほちくてがんばったのりゃぁ」 とアライちゃんが上目遣いでアライさんを見上げる。 「ほんとにいいこなのだぁー!じまんのアライちゃんなのだ―!」そう言うとアライちゃんを床に降ろした。 そして今日一番の出来の木彫りの皿をアライちゃんに見せた。 「どうなのだ?アライさんのさいこーけっ作なのだ!」 アライちゃんはおおーと声を上げた。皿に彫られた細かな模様が気に入った様だ。 「すごいのりゃ!アライしゃんもおかーしゃもいるのりゃ!!おーきいおはなはなんなのりゃ?」 アライさんは嬉しくなってアライちゃんに言った。 「ひまわりなのだー!このお皿はアライちゃんにあげるのだ!今ごはんを用意するのだー!」 そういうと押し入れをがさごそと漁り出した。 「あいつらを飼った時にオマケでもらったペットフードがあるはずなのだ!あのお皿で食べたらおいしさばいぞーなのだぁ!」 アライちゃんはなかなか出てこない晩御飯が待ちきれなくなった。 「ごはんー、はやくごはんたべたいのりゃー!」と催促しだす。 「うー、うるさい奴なのだ、もうちょっとまつのだー」 「うゆー、まちきれないのりゃー、はやくっ、はーやーくー!」 「うるさいのだ!すぐに用意するのだ!」 疲れて帰ってきているお母さんの言うことを聞けないとか、あいつわがままなのだ! アライさんの中にふつふつと怒りが込み上げて来た。 「うゆー、うんちしたくなったのあー」 ケージに向かおうとするが入り口付近にはアライちゃんの糞が積みあがっている。 「うゆー、おといれいっぱいなのりゃー」 ケージで用を足すことが出来ず、むずむずとおしりを押さえ始めた。 「そうなのりゃ!おさらにうんちするのりゃ!あらいしゃんのきれーなおさらでうんちしたらきっととってもきもちーのりゃぁー、いっぱいうんちしておかーしゃにほめてもらうのりゃー!」 そういうとあらいちゃんはお皿の真ん中に、ひまわりが隠れる程に大量の糞をした。 「ごはん、用意できたの・・・な・・・なにしてるのだぁぁあ!」 最高傑作にこんもりと盛られたアライちゃんの糞を見つけ、イライラが怒りに変わった! 「どおしてごはんのおさらにうんちしたのだっ!」 アライちゃんのしっぽをつまみ上げると鬼の形相で睨み付けた。 「おといれいっぱいでうんちできなかったのりゃ!あらいしゃんのおしゃらをあらいしゃんがどーちゅかってもいいのりゃ!!」 アライちゃんは、しょれに・・・と続けた。 「おかーしゃがおといれかたづけてくれないかりゃうんちできなーのりゃ・・・かいぬししゃんはまいかいちゃんとうんちきれーにしてくえたのりゃ!!」 口答えしたアライちゃんの態度にアライさんは激高する! 「だから!な・ん・で・ごはんを食べるお皿にうんちをしたのか聞いてるのだ!!!」 アライさんはしっぽを強く握る。 「ちっぽいたいのりゃぁー、はなしゅのりゃ!おかーしゃひどいのあ!」 アライちゃんはバタバタと手足をふりアライさんから逃げようとする。 「ちゃんとうんちしたのに・・・ほめてくりぇないおまえなんておかーしゃじゃないのりゃ!」 「おまえー、口ごたえなんて悪い子なのだぁ!」 「いいかりゃあらいしゃんをはなすのりゃ!こんなとこででくのりゃ!やしゃしーやしゃしーかいぬししゃんのとこにもどうのりゃぁ!」 アライちゃんはぶんぶんと爪を振り回しアライさんを威嚇する。 「なまいきなのだ!もうゆるさないのだっ!ごめんなさいしない子はおしおきなのだっ!」 そういうとアライさんはアライちゃんのしっぽを勢いよく引きちぎった!! 「ぎにゃー!あらいしゃんのちっぽがーちっぽがぁー!」 アライちゃんのお尻がみるみる血に染まる。しっぽのあった場所をしきりにコスコスするアライちゃん。 「なにしゅゆのあー、ありゃいしゃーのちっぱはなー、がいぬじじゃんがほめてぐれだふあふあぢっぽなんだぞぉ!!」 母の様に慕っていたアライさんの暴挙に対し、ついにアライちゃんも怒りを露わにした。 アライちゃんはふしゃーっと全身の毛を逆立ててアライさんを更に威嚇する。 「おまえなんてちっとも怖くないのだ!やっぱりペットアライちゃんはできそこないなのだ!」 そういうと手にしたアライちゃんを床に叩き付ける。 「ぷげっ!うゆぅぅぅー、いじゃいのりゃぁ!じぇったいがいぬじじゃんにいいづけるのりゃー!!」 そう言って全身の痛みにのたうち回るアライちゃんをアライさんはごりっと踏み付ける。 「おまえなんかこうなのだ!おしおきなのだ!」 お仕置きというには行き過ぎた暴力がアライちゃんを襲う。 「ぶぎゃぁぁぁ!」 アライちゃんの体重の3倍はあろうかというアライさんの踏み付けをくらいアライちゃんの手足はあらぬ方向に折れ曲がっている。 「ほんとにっ!」ごぎっ!!! 「わるいっ!」べききっ!!! 「こなのだあぁぁぁ!!!」ごりごりごりっ!!! 何度も踏み付けられたアライちゃんは折れた骨が内臓に刺さり、肋骨が胸から突き出ている。 顔と言わず、身体と言わず血がにじみ出ており、顔面は腫れ上がり見る影もない。 「だじげでぇぇ・・・がいぬじじゃ・・・だじげ・・・ごろ・・・ざれりゅぅぅ・・・」 アライちゃんは虫の息だ。逃げることも出来ずぴくぴくと痙攣するばかりであった。 「おまえはアライさんの子供なんかじゃなかったのだ、お前はアライさんの今日の晩ごはんなのだー!」 アライちゃんを掴み上げ頭からかぶりつく。 「じにだくないじにだぐないじにだぐないじにだぐげっ・・・」 「んー、やっぱりペットアライちゃんは飼うより食べたほうがいいのだ!」 その時、 「アライさん、ちょっと開けてくれるかな?」ドアの外から男性の声がする。 「なんなのだ?アライさんは今取り込み中なのだ!」 アライさんが玄関を開けるとそこには先程のお巡りさんとペットアライちゃんの飼い主の女性が立っていた。 「ああ!あなたが食べているのは・・・まさか・・・」 飼い主は頭を振り目には涙を溜めている。 「ん、これなのかー?これはアライさんの晩ごはんなのだ、けっこうおいしーのだぁ!」 そういうとアライさんは食べていたアライちゃんを口から出し、飼い主に見せつけた。 血まみれのアライちゃんには既に首から上がなかった・・・。 アライさんのssへ戻る
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321 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 (スプッッ Sd33-BnQ2)[sage] 投稿日:2017/10/16(月) 23 13 26.08 ID zinj0VY0d [3/5] アライさん「畑なのだ」ガサッ アライさん「夜中は人間が邪魔しないから野菜取り放題なのだぁ!チビ達出てくるのだぁ!」パンパン ガサガサ… アライちゃん1「なのだー」ガサガサッ アライちゃん2「なのだー」ヨチヨチヨチヨチ アライちゃん3「なのだー」ヨチヨチヨチヨチ アライちゃん4「なのだー」ヨチヨチヨチヨチ アライちゃん5「なのだー」ヨチヨチヨチヨチ アライちゃん6「なのだー」ヨチヨチヨチヨチ アライちゃん7「なのだー」ヨチヨチヨチヨチ アライちゃん8「なのだー」ヨチヨチヨチヨチ アライさん「よーし、みんな来るのだ!いっぱい食べて大きくなるのだぁ!」 ゾロゾロゾロゾロウジャウジャウジャウジャ ヨチヨチヨチヨチヨチヨチ アライさん「さーて食べるのだぁ!もぐもぐ…トウモロコシ美味しいのだぁ!チビ達も食べるのだぁ!」クッチャクッチャ(口を開きながら食べる音) アライちゃん1「あかいちゅぶちゅぶおいちーのだぁ」クッチャクッチャ アライちゃん2「ぶぇぇっ!このみどりのまじゅいのりゃ!ぜんぶすてゆのりゃ!」ブチブチポイポイ アライちゃん3「あまあまー」クッチャクッチャ アライちゃん4「おいちーとこだけたべゆのだぁ」ムシャムシャペッ アライちゃん5「なのだー」ブチブチ アライちゃん6「ねっこはたべれゆのだ?あぐあぐ…ぺっ、にがいのだ」ブチィガジガジペッ アライちゃん7「ここでうんちすゆのだ!うーん…はぁ~きもちいいのだぁ~…」ブリブリブリブリ アライちゃん8「ふははー!のぼってあそぶのだぁ!…ぴぃっ!おれちゃったのりゃぁ!へなちょこなのだぁ!」ヨジヨジベキィポトッ ブチブチィッムシャムシャクッチャクッチャ ペッ クッチャクッチャモグモグバリバリ アライさん「もぐもぐ…。たくさん食べるチビ達は可愛いのだぁ!たくさん食べて、アライさんみたいに大きくなるのだぁ!」コスリコスリ アライちゃん1「なーのだー♪」コスリコスリ 330 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 (ワッチョイ 7912-o9Xw)[sage] 投稿日:2017/10/17(火) 00 12 23.57 ID sjF7Q24z0 [1/2] 最近のアライさんは実に生き汚い。 一昔前に比べて罠にかかる確率は著しく下がり、軽く探せばすぐ見つかるということもすっかり無くなってしまった。 だから、こうしてアホ丸出しでいるアライさんはアライさん駆除に携わる者たちにとってある種の癒しであったりする。 生き汚いアライさん共と違い、こういうアホアライさんは足音を殺し息を顰めて神経を擦り減らしながら慎重に歩み寄るなんてことをしなくても…… アライさん「もぐもぐ…… あー・…んぐっ……!?」カヒュッ こうして簡単に背後を取れる。 そして、肺を突き刺しナイフを捻って空気を入れてやれば声も出さずに死んでいく。 さて、アライちゃんは全部で…… 8匹か。 まずはトウモロコシの辺りで気味の悪い動きをしている奴からだ。 アライちゃん8「こんどはおれるかどーかさきにゆすってたしかめゆのりゃばっ!?」ブチュッ アライちゃん7「のだ?いもーと、なんかいったのだ?」ヨチヨチヨチ のこのこ近づいてきたアライちゃんの頭を…… アライちゃん7「のだ?おつきさまくもにかくれちゃべしっ!?」ブチュッ 某配管工のように踏み台にしてイチゴ畑で醜い争いをするアライちゃん共の、そのうちの一匹の頭と胴体を…… アライちゃん1「このあかいちゅぶちゅぶはぜんぶアライしゃんのものなのだぁ!」ポカポカポカ アライちゃん2「おねーしゃんばっかりずるいのだぁ!」ポカポカポカ アライちゃん3「のだぁぁああんっ!おねーしゃんたちがいじわゆすゆのだぁ!アライしゃんがかわいそーなのだぁぁ!!」ビェェェン アライちゃん4「アライしゃんのききなのだぁ!アライしゃんもあまーいちゅぶちゅぶたべたいのぁああ゛あ゛!?」ブシャッ ホームセンターに売っている多用途近接武器のスコップで両断する。 次に、左に振るったスコップを右へと振り払い、妹に何が起こったかまるでわかっていないガイジを…… アライちゃん1「のだっ!?どーしたのだいもーとぶっ!?」ベシャァッ スコップの裏で思い切り叩き潰す。 331 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 (ワッチョイ 7912-o9Xw)[sage] 投稿日:2017/10/17(火) 00 13 30.06 ID sjF7Q24z0 [2/2] アライちゃん2「おねーしゃんしゅごいのだ!いっしゅんできえたのだ!!」キャッキャッ アライちゃん3「しゅごいのだー!アライしゃんにもどーするかおしえゆのだ!!」コスリコスリ 目の前でアライちゃんが潰されたというのに無邪気に喜ぶアライちゃん共。 これぐらいアライさんが阿呆なら駆除もしやすいだろうにと嘆きつつ…… アライちゃん3「のぁ?よるなのにヒトしゃんがいるのだ!おかーしゃんはよるににんげんはいなっ!?」サクッ スコップを片方のアライちゃんに突き刺す。 アライちゃん2「のだっ!?い、いもーとぉべっ!?」ブォンッ 急に血を噴き出した妹に驚くアライちゃんをフリーキックし、その頭のみを空中にシュートする。 アライちゃん5「うーん、なんだかおねーしゃんたちのこえがきこえないのだぁ」クッチャクッチャ アライちゃん6「おかーしゃんのこえもしないのだ……」ムシャムシャ 残ったアライちゃん共がようやく異変に気付いたようだが、時既に遅しと言うやつだ。 一気に近づいて…… アライちゃん5「のびゃっ!?」ブチュッ アライちゃん6「のぶぁっ!?」ベチャッ 着地成功! アライさん共がこいつらみたいにアホ丸出しなら駆除も簡単なのになぁ…… スコップについた害獣の血を拭きながら心の底からそう思うのであった。 ……ごめんなさい 326さん、我慢できなかった。 【アライさんの生活】シリーズへ戻る アライさんのssへ戻る
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463 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 (ワッチョイ d392-3aaz)[sage] 投稿日:2017/08/09(水) 10 16 00.81 ID 6HdnnKVq0 [2/2] アライさん「フェネック!なにをやっているのだ!早くアライさんを助けるのだ!」ドンドン アライちゃん「ビエエエン!こわいのだ~!へんな手がおいかけてくるのだ~!」 「ここからだしてほちいのだ~!」ビエエエ フェネック「だからいま助けてあげてるじゃないか~。小さいアライさんも迂闊でかわいいね~。」 アライさん「遊んでる場合じゃないのだ!先にアライさんを助けるのだ!」ドンドン http //i.imgur.com/Eu0wSD5.jpg http //i.imgur.com/Dc5EwJa.jpg http //i.imgur.com/NMpbIbx.jpg 464 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 (ササクッテロレ Spef-hhDX)[sage] 投稿日:2017/08/09(水) 10 25 46.25 ID 4KW5gNhDp [1/4] アライさんクレーンゲーム…たとえ三千円もらってもやりたくないな 465 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 (ワッチョイW 8dba-hGpO)[sage] 投稿日:2017/08/09(水) 10 30 26.77 ID a7iU57tn0 [7/19] クレーンで握り潰したくなるな いや首とか尻尾をクレーンで無理やり引っ張って取っちゃったほうがいいか アライさんの画像へ戻る
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2012年6月9・10日 第3支部学年別大会12@江戸川陸上競技場 種目 名前 記録 順位 備考 1年100m予選 大橋 嵩志(1) 12.61(+4.1) 7組6着 津村 智弘(1) 12.63(+2.1) 15組4着 加藤 嵩規(1) 12.23(+2.8) 16組2着 小谷野 洸太(1) DNS 鈴木 智哉(1) DNS (1) DNS 2年100m 渡辺 翼(2) 11.90(+1.6) 3組1着 内田 一鉱(2) 12.23(+1.5) 7組2着 林 徹哉(2) DNS 3年100m 熊澤 亮(3) 11.54(+1.4) 2組2着 8位入賞 1年200m予選 柴田 諒(1) 25.06(-1.3) 7組3着 2年200m 岡田 幸樹(2) 24.11(+0.4) 3組1着 酒井 貴之(2) 24.14(+0.4) 3組2着 3年200m 大谷 一善(3) 22.84(-0.2) 1組1着 優勝 小村 和央(3) 23.08(+0.2) 2組1着 5位入賞 2年400m 丹野 和貴(2) 52.87 2組1着 5位入賞 松木 義幸(2) 53.22 2組2着 7位入賞 河合 健司(2) DNS 1年800m 田尾 將仁(1) 2 18.06 1組4着 (1) 2 18.21 2組6着 入江 亮太(1) 2 20.71 3組7着 柴田 諒(1) 2 10.41 4組4着 8位入賞・1年生大会出場 2年800m 高橋 大輔(2) 2 02.00 1組1着 優勝 伊東 祐輝(2) 2 05.86 1組5着 5位入賞 伊藤 廉(2) 2 06.54 1組7着 7位入賞 3年800m 森 健吾(3) 2 04.82 1組6着 6位入賞 2年1500m 日置 拓夢(2) 4 33.70 1組5着 佐藤 浩規(2) 4 40.89 1組9着 名達 瑛一(2) 4 39.42 2組9着 白井 陸大(2) 4 43.10 2組11着 1年3000m 新井 雄大(1) 9 35.67 1組10着 田尾 將仁(1) 9 56.42 1組15着 入江 亮太(1) 9 57.05 1組16着 (1) 10 07.91 1組23着 (1) 10 08.01 1組24着 3年5000m 三浦 紘(3) 18 11.42 10着 2・3年110mH 阿部 元春(3) 17.44(+1.9) 1組4着 4位入賞 1年走幅跳 津村 智弘(1) 5m17(+0.6) 10位 1年砲丸投 小谷野 洸太(1) DNS 4×100mR 熊澤-小村-阿部-大谷) 45.42 2組4着 4×400mR 阿部-丹野-大谷-小村 3 31.41 1組5着 6位入賞
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大戦スレ住人のチーム一覧 VIP大戦スレの住人と同じチームで戦いたい、でも自分はもうチーム持ってるし……、 なんて事を考えた人も多いのではないだろうか? そんな君の為に、ここではスレのチームでは無いが自分でチーム持ってるよ!なんて人のチームを晒して欲しい。 何処かのチームに入りたい人の目安にもなるんじゃ無かろうか? 鍾馗水仙 クオリティ高須クリニック名無しこと、高須の所有するチーム。 現存するメンバー数も少ない上に、ずば抜けたプレイヤーも居ない為に入りやすい、かも? しかし、最近はメンバーも増えて動画を上げているプレイヤーが増えたため、演武場に加入している人にオススメ Pass:ambiel 暗黒太極拳 http //www.nicovideo.jp/watch/sm751976 この振り付けを見て"何か"を感じた奴だけ来い。 ゆとりは来るんじゃねーーーーーーーてめーはビリーズブートキャンプでもやってろ!!!!11 Pass:長門の中の人 脂っこいど! 大戦3になって調子こいてるbkmが調子こいてチーム作りました チーム名がアレならチームリーダーの名前もアレでコレステロールたっぷり bkmが必死にメンバーを募るも所詮bkmなので全力でスルーされている 色々な意味でかわいそうなチーム チーム名の元ネタ→http //www.nicovideo.jp/watch/sm2764208 Pass:abura
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322 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/09/01(金) 21 54 41.11 ID qV0IX2gFo … 食通の友人「さて、明日を待つか。交渉の日を…」 ドア「」ドンドンドン 食通の友人「ん?はーい、誰だ?」ガチャ アライさん1「お宝をよこすのだ!」ドドドドドド アライさん2「天下を取るのだ!」ドドドドドド アライさん3「ここにお宝があるって聞いたのだ!」ドドドドドド アライさん4「なのだー!」ドドドドドド 食通の友人「ぶべら!」ドゴァ 323 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/09/01(金) 21 59 53.85 ID qV0IX2gFo なんということだろうか。 ドアを開けた瞬間、大量のアライさんが店に雪崩れ込んできた。 食通の友人「な、なんだこいつら!?一体なぜ…どこから!」 アライさん5「ここにお宝があるって聞いたのだ!」ゾロゾロ アライさん6「探すのだ!ふはははっはは!」ドンガラガッチャン アライさん7「うまそうな匂いがいっぱいするのだ!きっとお宝は食べ物なのだ!」ガサゴソ アライさん8「ちび達が喜ぶのだー!」ガチャガチャ 食通の友人「やめろ!ああ食器を壊すなてめぇら!やめろ!」ガシッ 食通の友人は包丁を握る。 アライさん9「ここがお宝の家なのか?」ゾロゾロ アライさん10「戸籍を取りに行った奴等には出遅れたけど、こっちのお宝があるのだ!」ズカズカ アライさん11「見付けたのだ!干されたニンジンなのだ!美味しそうなのだ!ふはははは!」ガジガジ 食通の友人「てめえ!俺の朝鮮人参を食うんじゃねえ!」 327 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/09/01(金) 22 05 19.81 ID qV0IX2gFo 食通の友人「くたばれクソガイジ!」ザグッ アライさん12「いだいのだあぁあ!」ブシュウウゥウ アライさん13「な!あいつ、武器を持ってるのだ!」 アライさん1「こっちも武器を探して戦うのだ!」ガサゴソ アライさん2「ふはははは!刀があったのだ!かっこいいのだ!」キラン 食通の友人「それは、俺の出刃包丁…!」 アライさん3「すごいのだ!それはきっといにしえの名刀か、呪われし妖刀なのだ!もってかえって使うのだ!」 食通の友人「13匹か…骨が折れそうだ…が、やるしかねえ!」ダッ アライさん3「刃物持ってるのだ!逃げるのだ!」ササーッ 食通の友人「隠れても無駄だ!」バッ 331 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/09/01(金) 22 13 59.60 ID qV0IX2gFo アライさん4「たあ~」ドガッ 食通の友人「いでっ!」 アライさん4は、食通の友人の後頭部をフライパンで殴った。 食通の友人「てめぇブッ殺す!だらぁ!」ドゴォ アライさん4「ガードするのだぁ!」カキィン フライパン「」ベゴン 食通の友人が放った正拳突きは、フライパンにガードされた。 あわれフライパンの底は拳の鋳型をとったかのように凹んでしまった。 食通の友人「くっ…そのフライパンお気に入りだったのに…」 340 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/09/01(金) 22 32 10.49 ID qV0IX2gFo 食通の友人は、刃物を持ってアライさん達を牽制している。 いい時間稼ぎだ。 おかげでエアチャージが完了した。 見せてやるぜ、この新兵器の威力をな。 俺は店の外から小窓へ身を乗り出し、アライさんの群れ目掛けて発砲した。 アライさん1「ごぎゃああぁ!」ブシュゥ アライさん2「のだあぁ!?」ブシュゥ アライさん3「がびいぃ!!」ブシュウウゥウ アライさん4「いぎゃいぃぃ!」ブシャアァ アライさん5「あろぇっ」グチャアァ 食通の友人「!?」 アライさん6「な…なんなのだお前ら、なんで怪我してるのだ!?」アセアセ 俺は窓の下へ身を隠す。…効果てきめんだ。 いいな、この新兵器は。仕事が捗って最高だ。 347 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/09/01(金) 22 39 32.62 ID qV0IX2gFo 12連射式エアライフル。 クッソ高かったが、それでも元が取れる活躍だ。 俺は弾と空気をチャージしながら、別の小窓の下へ移動する。 アライさん6「な、何なのだ!?」 アライさん7「あっちの窓からシュパシュパって音がしたのだ…!」アセアセ アライさん8「何か飛んできたのか!?危ないのだ、近づいちゃまずいのだ」テクテク 俺がさっきまでいた小窓を警戒しているようだ。 だが、こっちの方向からは狙いやすいな。 俺は小窓の外から、アライさん達向かって12連射を放った。 アライさん6「ぎびぃっ!?」グシャアァ アライさん7「あぐえぇぇっ!?」ドブシャ アライさん8「な、なんぎゃあぁああ!!」ドシャアァ 食通の友人「これは、空気銃…まさか、ハンターか!?」 この雑魚どもは陽動だ!狙われてるのは地下室のブツだ! 警察には通報しといた、お前は地下へ行け! 食通の友人「わ…わかった!」タタッ 356 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/09/01(金) 22 48 01.09 ID qV0IX2gFo … ~地下室~ 不審者1「きっとここだぞ…扉は、鍵かかってるな」コンコン 不審者2「丸ノコで切ってやる!」ブイイイィィイン 扉は鍵を建ちきられてしまった。 不審者1「開けるぞ!」ガチャ デブアライさん4「…う………」 デブアライさん5「ヒト…なのだ…」 不審者1「うわぁ、こんなに太らされて、可哀想に…大丈夫かい?」 不審者2「こっちに車があるから、来て!僕らは君たちを助けにきたんだ!」グイグイ デブアライさん4「たす…け…?」 360 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/09/01(金) 22 54 38.04 ID qV0IX2gFo 不審者2人とデブアライさん4 5は、地下室を出ようとしている。 地上への階段を上ろうとしていた。 デブアライさん4「ぜぇ…はぁ…もう、はしれないのだ…」ヨタヨタ デブアライさん5「やすませて…ほしいのだ…」モタモタ 不審者1「あとちょっとだぞ!頑張れ!急げ!」 デブアライさん4「休憩するのだ…」ノソリ デブアライさん5「もう走れないのだ…」ズシリ デブアライさん姉妹は、その場に座り込んでしまった。 不審者2「座っちゃダメだ!走ってってば!」グイグイ すると、階段の上から… 食通の友人「ハーーーローーーーゲーーーーーーン!!!!!」ドゴォ 唐突に、食通の友人が飛んできて、ダブルラリアットをキメた。 不審者1「ぐげぇーッ!」ドサァ 不審者2「ぐえっ!」ドゴォ 365 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/09/01(金) 23 02 00.77 ID qV0IX2gFo 不審者1「」ピクピク 不審者2「」ピクピク 食通の友人「やべぇ…思わずアライさんをブッ倒す感覚で殴っちまった。大丈夫かな?」 食通の友人「とりあえず縛っておくか…」 … やがて警察がやってきた。 不審者2名は連行され、店内を通りすぎていく。 警官「オラとっとと歩きなさい!」 不審者1「うぅ……」 不審者2「なぜ僕達が捕まる側なんだ…捕まえるべきは、アライさん達を殺すショクエモンじゃないのか!?」 警官「不法侵入に窃盗未遂!こんだけやらかしてなにいってんですか」 アライさん1の死骸「」ドクドク アライさん2の死骸「」グチャグチャ 不審者1「うっ…あぁ…酷い…!見てよおまわりさん!アライさんが殺されてる!」 不審者2「酷すぎる…このアライさん達とは、友達になれたのに!心を通わせられたのに!おまわりさん!これは殺人だよ!」 警官「うるせえ!パトカーに乗れ!」 ピーポーピーポー… 375 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/09/01(金) 23 08 49.48 ID qV0IX2gFo 食通の友人「…助かったぜ、ハンター」 ああ… お前がフェスやたら儲けたっていう、フォアグライだな。 あれを狙ってくる強盗がいるかもしれねえと、踏んでいたんだ。 まさか、アライさんを囮にするなんて予想してなかったけどな。 食通の友人「そういう割にはエアライフル持ってんだな。すげーなそれ、セミオートか?」 ああ。 強盗相手に、丸腰じゃ話にならんだろ。 さすがに人に向けて撃つのはまずいが、殺されるよりマシだ。 食通の友人「…お前、いつから潜んでた?仕事は大丈夫なのか?」 心配すんな。 378 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/09/01(金) 23 13 30.83 ID qV0IX2gFo …にしても、あのコソドロ、何者だろうな。 食通の友人「ああ、あいつらはただのアラ信だろうが…、それでも、俺の家に直接突撃してくるようなバカは初めて見た」 アラ信ってのは、よく知らんが… アライさん達を陽動に使えるような連中なのか? 食通の友人「知らねえ…が、可能性はあるな。奴ら、森でアライさん達に餌をやってるって話だぜ。仲良くなるためなのか、単に愛でてるだけなのか」 クソが。 害獣も害獣だが、それを愛でる奴らも頭がおかしいぞ。 379 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/09/01(金) 23 19 39.60 ID qV0IX2gFo 食通の友人「ただ…どうもおかしい。アラ信は口がでかいだけで行動が伴わない連中ばっかだったはずだ」 行動が伴われてたまるか。 食通の友人「少なくとも、こんな過激なことをしでかすのは稀だったんだが……」 …何かに支援され、指示されてるのかもしれねえな。 今回の犯行も、『何者か』が計画し、奴等に指示したのかも。 食通の友人「デブアライさん姉妹を奪うためにか…」 あれを交渉に使うなら、さっさとやれよ。 なるべく早くな。 食通の友人「ああ…わかった」 381 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/09/01(金) 23 33 13.83 ID qV0IX2gFo …翌日… 食通の友人「…以上が俺からの要求だ。どうだ?」 フランス大使『……誰に相談したのです?』 食通の友人「誰でもいいだろ。どうすんだよ」 フランス大使『…あなたは、いい知り合いを持ちましたね。交渉条件の追加とあらば、ひとまず持ち帰って検討します。1時間後にかけ直しま…え?必要ない?OK?…えーと、その交渉条件でよい、とのことです』 食通の友人「マジか…ほんとに通っちまった」 フランス大使『すみません、ちょっとお電話を替わります』 食通の友人「え」 中年女性の声『ボンジュール、ムッシュー・ショクエモン!あなたって最高だわ!』 食通の友人「む…?」 384 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/09/01(金) 23 36 49.03 ID qV0IX2gFo 中年女性の声『あなたのこと、動画でばかり追いかけてたけど。こうやって直接電話できるなんて夢みたい!キャー!』 食通の友人「…はは、どうも」 中年女性の声『ただのショー役者だと思ってたけど、そんなステキなアイディアを持ちかけてくれるなんて、あなたって本当に最高だワ!』 食通の友人「そんなにステキですか…?」 中年女性の声『ええ。だって、あなたがフォアグライを牛耳るってことは…』 中年女性の声『これからいつでも、貴方のライブキッチンを見せてくれるってことでしょ?』 食通の友人「…は、はい?」 387 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/09/01(金) 23 46 02.32 ID qV0IX2gFo 中年女性の声『正直、これまで考えていたアイデアじゃつまらなかったワ。アライさん達を、ただのフォアグライ材料にしちゃうなんテ』 中年女性の声『でもそれじゃつまらない。アライさん達には、肝臓以外にもたーっぷり魅力が詰まってるワ!絶望の悲鳴も、恐怖に染まる顔も、とってもチャーミング!』 中年女性の声『アナタもそう思って、あのコ達をできるだけたくさん苦しめて、絶望する顔を見ながら殺すために、フォアグライの管理者になるんでショ?』 食通の友人「…」 中年女性の声『ああステキ!そうよ、アライさん達へ死の恐怖を与えるタナトスであるアナタこそが、フォアグライの支配者に相応しい!キャーステキ!』 食通の友人「…」 388 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/09/01(金) 23 51 39.99 ID qV0IX2gFo 中年女性の声『何にせよ、頑張ってネ。今後も気持ちいいライブキッチン動画の配信よろしクン♪』 食通の友人「…ど、どうも」 中年女性の声『それじゃあネ!アビヤント♪』 食通の友人「…」 フランス大使『…』 食通の友人「…」 フランス大使『…なにとぞ、彼女の期待に応えて差し上げてくださいますようお願いします』 食通の友人「…善処するよ」 そして、電話は切れた。 これで正式に、食通の友人はフォアグライ加工会社の経営を始めることになったのだ。 つい先程まで、フォアグライに似た何かの特許が、いくつもの日本企業から出願中であったらしい。 しかし電話の後しばらくすると、それら全ての出願が取り下げられたという。 389 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/09/01(金) 23 56 16.68 ID qV0IX2gFo ~地下室~ デブアライさん4「うぅ…結局また、ここに戻されたのだ…」 デブアライさん5「いいヒト達が助けに来てくれたのに…。正義のヒーロー達はやられてしまったのだ…」 デブアライさん4「この世には神も仏もいないのか…」 食通の友人「ちーっす」ガラッ デブアライさん4「うぅっ……」 デブアライさん5「ま、また、アライさん達に無理矢理ごはんを食べさせにきたのか…?」 390 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/09/02(土) 00 00 59.29 ID qw44hvz2o 食通の友人「いいや、もうそんな事しないさ。ただ、ちょっとお腹を軽くしてやろうと思ってさ」 デブアライさん4「お腹を軽く…?」ブヨン デブアライさん5「痩せられるのか?」ブヨン 食通の友人「ああそうだ。脂肪を落とすんだよ」 デブアライさん4「苦しくなぐなるのが?」 食通の友人「ああ。この世のあらゆる苦しみから解放されるぜ」 デブアライさん5「ほんとうか、はやくやるのだ!」 食通の友人「ああ、やってやるぜ。…ん?こりゃ何だ?」チラッ 食通の友人は、扉の側に転がる道具を見た。 デブアライさん4「ああ、それは正義のヒーローがアライさん達を助けるために、ドアを壊してくれた道具なのだ」 392 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/09/02(土) 00 03 39.31 ID qw44hvz2o 食通の友人「へえ、そうか。これで鍵を壊しやがったのか。それじゃあ………」 食通の友人「この丸ノコ、使っちゃおうかなああぁ」ブイイイィィイン デブアライさん4「…?」 デブアライさん5「何に使うのだ?」ブヨンブヨン 393 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/09/02(土) 00 06 00.55 ID qw44hvz2o 食通の友人「知りたいかい?秘密だとしても…どうしても?」ブイイイィィイン デブアライさん4「教えるのだ!」 食通の友人「それじゃあ!腹を割って!話そうかああああァァアーーーーーッ!!」ブイイイィィインブグシャアアアアア デブアライさん4「うぎびいいぃぃいぃぃぃぃぃっ!!!!?」ブッシュウウウウゥゥ デブアライさん5「ひいぃ!?」ビクゥ 395 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/09/02(土) 00 09 37.69 ID qw44hvz2o … デブアライさん4の脂肪肝「」ブルン デブアライさん5の脂肪肝「」ブヨン デブアライさん4「あっ…ご…えええぇ…」ブッッシュウウウゥ デブアライさん5「が…がええぇ…ぜええぇぇ…」ドクドク 食通の友人「こいつを冷凍して配送すりゃいいわけだな」 食通の友人「…にしても」 食通の友人「わかってたが。欲しいのは脂肪肝だけか。料理は向こうのベテランフォアグラ料理人にやらせるのか…」 食通の友人「…なんかちょっと、くやしい」 デブアライさん4「うぅぅ………」ドボドボ デブアライさん5「ぎびぃいぃ……」ブシュゥー… 397 :以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします [saga]:2017/09/02(土) 00 16 58.86 ID qw44hvz2o こうして、食通の友人は多額のカネを得た。 だが、そのカネは豪遊するために使うものではない。 フォアグライ加工会社を設立するための運用資金に使うのだ。 …もっとも、食通の友人は料理店の経営はともかく、会社の経営のことなどあまり興味がない。 料理人やってた方が楽しいので、経営は信頼できる人物へ任せておき、彼自身は権利書を持ってハンコ押すだけの役に就いたのであった。 報告書6~フレンズのレベル~ パート2へ戻る
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インターネットに存在するマリオカート7のチームを載せています 自分に合うチームがあるといいですね^∀^ チーム一覧 ↑紹介するときはここに入れて下さい ここからチームを紹介しよう! !!注意!! 紹介するときは必ず読んで下さい チーム名、リーダー(副リーダー)、人数、メンバー(3dsの名前です)、どんなチームか、を最低限載せて下さい 使っていいプラグインは 折りたたみ表示 と 指定階層以下のインライン目次表示 です 最近出たページ ページは1つもありません。
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チームについて 結成方法 リーダーになる場合: Ctrl+左クリックでチームを申請してもらう チームに入る場合 : リーダをCtrl+左クリックでチームに加入 チームの機能 未実装 チームの役割 チーム長 ボーナス:5% チームの管理(脱退・解散) 衛生兵の指定 衛生兵 ボーナス:3% スキル:応急措置(その場で怪我の回復) 人数 獲得 攻撃 防御 ・ 2人 3% 3% 2% ・ 3人 4% 4% 4% ・ 4人 5% 5% 6% ・ 5人 6% 6% 8% ・ 6人 7% 7% 10% ・ 7人 8% 8% 12% ・ 8人 9% 9% 14% 韓国の公式には8人で10%10%24%とありましたが日本では未実装?
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344: 名無しさん (ワッチョイ a2b4-a8c8) :2019/07/07(日) 23 56 59 ID D2DSP8Hs00 雨の夜、軒下になんか気配がしたので、見に行ったらアライさんが雨宿りしてた。 とりあえず有無を言わさず金属バットで殴りつけた。動かなくなるまで10回ぐらいは殴った。 アライさんは生命力が強くとことん動かなくなっても息を吹き返すことがある、と聞いたので、市のアライさん処理ガイドラインに従って、ノコギリで首を切り落とした。 でもこれゴミで出すとき三百円とられるんだよな。隣の市みたいにアライさん廃棄費無償になんないかなあ…。 348: 名無しさん (ワッチョイ 01b2-43c8) :2019/07/09(火) 00 06 03 ID D2DSP8Hs00 友人がアライさんを捕まえたので、 縛りあげてしばらく殴る蹴るを続けた。 「いたいのだ!やめるのだ!あぎゃっ!アライさんはごはんを食べてただけなのだ!」 と、散らかったゴミステーションの横でアライさんが鼻血と口の端から血を流し悲痛な叫びをあげる。 つり上がった目がキモいのでナイフで両目をつぶす。 「ひぎやっ!痛いのだ!あぎゃっ!何にも見えないのだ!」 黒い手袋みたいな手がキモいので植木ばさみで指を10本切り落とす。 「あぎゃっ!ひぎやっ!アライさんのおててが!やめるのだっ!」 耳がキモいのでこれも植木ばさみで両耳落とす。 人間みたいな頭髪もキモいのでバリカンで剃る。 丸坊主で指全詰めって、迫力あるなあw 「お願いなのだ…もう痛いのやめて欲しいのだ…」 でも中途半端に生かすと普通に五体満足で復活するので、セオリー通りに首をノコギリで切り落としておく。 そのままゴミステーションへ。処分完了。 366: 名無しさん (ワッチョイ d999-1b7c) :2019/07/15(月) 02 39 19 ID D2DSP8Hs00 「アライさんは天才なのだ」 「はあ?」 「おまえは天才の反対なのだ」 「はあ?お前バカボンパパみてーなこと言ってんじゃねーわ」 そこへ両目のつながった警官が飛び込んでくる! 「逮捕する!」 といいながら拳銃をアライさんに向かって乱射する。 「ぶへぇっ!へねっぐぅ!」 お腹の数カ所が真っ赤になり、口から血を吐くアライさん。 「アライさぁん、早く死んで欲しかっただよねー、もう迷惑かけられるのはこりごりだよぉ。フェネックってもう呼ばれなくなるかと思うとせいせいするわぁ」 「へ、へねっぐぅ…あ、アライさんは…」 今日も害獣が一匹生き絶える。その分だけ世界が少し平和になる。 アライさんのssへ戻る